 |  | 森の友達 |  | | 2018/11/08 | 2年生の教材,森の友達の実践についてです。最近は,大変ありがたいことに,校外で授業を参観させていただいたり,授業をさせていただく機会が増えてきました。なるべく,同じ教材を自分でも実践してみて,先生方の授業から学ばせていただくようにしています。 本教材は内容項目【友情,信頼】に関わるものです。 あらすじは,いつも友達に乱暴していたきつねが,おおかみに襲われた際,友達が助けに来てくれます。きつねは難を逃れ,その場から逃げ去ることができたのですが,うさぎはおおかみに捕まったままです。おおかみは最後,涙を流してお話が終わります。 涙のわけを話し合わせたり,「友達は逃げてほしいから助けたまでで,何か見返りを求めていたのか」と問い返したりすることで,「優しくしてもらったら,何か返したくなる」気持ちについて理解を深められるようにしました。子どもは教材に重ねて,自分の経験を語っていました。 しかしながら,大失敗。本時は,友達との関係の中で,助け合いを捉えられるようにする授業だったのですが,家族との関係に目を向けていた子どもがいました。そういえば,家族の話を子どもがしたときに,「なるほどー。お家の人にも助けてもらったから助けてあげたいっていう気持ちをもったのだね。」と価値付けをしたな,と思い出しました。教師の指導観が振る舞いに現れるのだなと痛感した次第です。さらに研修を深めたいと思います。 | |  |