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今年もやるよ!山大直伝クラウチングスタートでレッツゴー!
2020/10/23
いよいよ運動会が目前にせまってまいりました。

本来なら,本日,10/23(金)に運動会の予定でしたが,あいにくの雨で運動場の状態が悪いため延期となりました。

ただ,子どもたちはやる気満々です。

今年も山大直伝クラウチンススタートで風を切りながら運動場を駆け抜けるからです。

今年も山口大学の斎藤先生にお越しいただき,正しいクラウチングスタートの行い方について教えていただきました。

今回は昨年と比べ,スタートの歩幅を自分で選択していきました。自分に合ったスタートの形を見つけるために,家や学校で何度も試行錯誤していました。

昨年もクラウチングスタートを経験していることもあり,子どもたちはスムーズにスタートの形を取ることができました。歩幅を合わせる姿も,手慣れていました。

斎藤先生の練習のメニューに,リズムを取りながら跳んだり走ったりするものがありました。
また,初めの一歩を強く蹴り,体全体をセーフティマットに投げ出す練習もありました。子どもたちは,少しでも速く走ることができるよう,楽しみながら真剣に活動に取り組んでいました。

今年はセパレートコースでレースを行います。

「今回は,最初から最後まで,誰にも邪魔されず走ることができる。自分との戦いなので,ベストが尽くせるよう頑張ってください」と最後に温かい声かけをいただきました。

すばらしいスタートで,ゴールまで全力で駆け抜ける姿を見ることができるはずです。

本番がとても楽しみです。

斎藤先生ありがとうございました!

山大連携ワクワク運動プログラム
2020/10/02
先日,山大連携ワクワク運動プログラムを実施しました。

対象は5・6年生です。

昨年度の体力テストの結果から,本校の5・6年生は,巧みな動きや柔軟性に課題があります。

その課題を少しでも解決するために,今回も,山口大学教育学部の青木健先生のお力を借り,このプログラムを実施していきました。

今回も,低学年のけが防止プログラムと同様,動物や昆虫を真似た動きを行っていきました。低学年と同じ内容でしたが,高学年の子どもたちも,とても楽しそうに,「カニ」や「クモ」,「蛇」,「サル」などになりきっていました。

ただ,低学年と比べると「柔らかさ」という面では,硬い子が多く,「痛い!」と言いながら頑張っていた子が多かったように思います。ただ,姿勢のよさや動きの力強さなどは,低学年と大きく違っていました。

今回は正しい姿勢についても学びました。自分より重い人をおんぶするには,どんな姿勢でおんぶをするのか?と問われました。子どもたちは,いろいろな姿勢をしていました。膝を曲げ,背筋を伸ばして斜めの姿勢をとる。スキージャンプの選手が跳ぶ直前のような格好です。こうすると,少し自分より重い人でも,おんぶできるのではないでしょうか。
その姿勢から気を付けをし,その姿勢を保ったまま,両手を地面につける。そうすると,多くの子が地面に手がついていました。「体が柔らかくなった」と多くの子が言っていました。
姿勢を変えるだけで,柔軟性が変わることに,私自身も驚きました。

また,ボールを使って様々な動きも試しました。

足を伸ばした状態で床に座り,その周りを,手でボールを周らせる。時計回りで行ったら逆回りをします。足を開いた状態で,同じような動きは,普段の準備運動から行っていましたが,一味,難易度も楽しさも違っていました。体の硬い子は,四苦八苦しながら頑張っていました。

また,ボールを置いて,ボールの上の部分を片足の裏で少し触る。その後,反対の足でまた触る。これを繰り返していきますが,できるようになったら,どんどん速く行う。1分間で70回以上触ることができる子もいました。

まだまだ,たくさんの動きを行っていきました。全てを紹介することはできませんので,
「本校の研究取り組み」→「コロナに負けない授業づくりの一手」ページに今後内容を載せていきますので,参考にされてください。



これらの経験をすることで,柔軟性が少し向上したり,複雑な動きが楽にできるようになったりした子が増えたのではないかと思います。それとともに,いろいろな運動の楽しさを味わったはずです。

子どもたちの感想には,「今回学んだ動きを,家でも実践したい」や「日ごろから姿勢を正しくしたり,いろいろな動きを体験したりしたい」などと書かれていました・

今回で終わりではなく,継続して行ってほしいです。日ごろの授業でも,こういった動きを準備運動などで,取り上げていきたいです。

青木先生,ありがとうございました!



5−1ワクワクフルスイングをしよう!
2020/08/25
先日は,「5−1ワクワクフルスイングをしよう!」の公開授業を行いました。

3名の先生に,日頃の学習の成果を見ていただきました。

この単元は,ベースボール型のボール運動の学習です。攻めでは,ボールを投げたり,ボールを打ったりしています。守りでは,ボールを捕って,1〜3人にボールを回してアウトを取ります。全員が,得点がしやすく,守りでも連携が図れるので,子どもたちは,意欲的に学習に参加しています。

今回の公開授業では,作戦を選択し,どう動けばよいのか,考えていきました。

今まではボールをバウンドさせて攻めていました。最近は,攻めでバットを使うようになりました。

バットを使うと,ボールがよく飛ぶようになりました。

守りの頭を一瞬に越えて,大量失点となります。

これを防ぐために,守備を内野や外野が,どのように分かれて,誰をどこに配置するのか考えていきました。内野メインの作戦,外野メインの作戦,内野外野ランダム作戦という3つから選択させていきました。
子どもたちは今までのゲームの様子や,失点になるケースを思い起こしながら作戦を選んでいきました。

実際にゲームで試してみると,相手のバッターによって作戦を変えるとよいことや,作戦によって動きが異なることなどに,気付いていました。

ゲーム中,「みんな作戦を意識して守るよ」や「○○さん,もっと後ろにいって!」など,得点を防ぐために,それぞれが位置取りを工夫する姿が見られました。

作戦を振り返ると,「得点が防げたことがたくさんあったので,作戦が成功した」や「内野外野に分かれると大量失点は防げるが,内野外野の位置も大切だ」と交流していました。

今後,自分たちに合った作戦は何なのか,深めていき,大会で今までの頑張りを発揮してもらいたいです。

この日,あるチームは,欠席や見学の関係で5人中,3人しかいませんでした。これではゲームができませんので,守備の際,相手チームに協力してもらうことにしました。
そんな中,相手チームの友達は,ボールを必死に追い掛けたり,声を掛け合ったりしていました。
自分のチーム以上に,頑張って守る姿に感心しました。「勝つ」だけでなく,いろいろな魅力が運動には,つまっているということを改めて感じました。



山大連携けが防止プログラム
2020/07/22
先日,山大連携けが防止プログラムを実施しました。

このプログラムは,低学年のうちから,様々な動きを体験させ,けがを防ぐ体づくりを目指すというものです。

附属光小学校は,遊びや体育の学習などでけがが多いという現状があります。

そこで,山口大学教育学部の青木健先生のお力を借り,このプログラムを実施していきました。対象は,1・2年生です。1学級,2時間行いました。

このプログラムでは,動物を真似た動きをしたり,いろいろなじゃんけんゲームをしたり,様々な姿勢で立ったりするなどしました。

動物を真似た動きでは,「カニ」や「クモ」,「蛇」,「サル」などになりきりました。子どもたちは,初めて経験する動きに悪戦苦闘しながらも,しっかり,その動物になりきろうと頑張っていました。特に,「クモ」や「蛇」が難しかったようですが,何とかその動きを行おうとしていました。私も行いましたが,普段は伸ばさない部分を伸ばすので,足がパンパンになりました。子どもたちの柔らかさに驚きました。

また,体を使ったじゃんけんをしました。負けた子は,負けた姿勢で勝った子の周りをまわっていきます。チョキやグー,パーの形で友達の周りをまわっていました。何とかして勝とう!と,必死にじゃんけんを頑張っていました。

そして,もうひとつのじゃんけんゲームでは,手でじゃんけんをし,勝った子は,どこでもよいので指を差します。負けた子は,指を差された方向に走って壁をタッチし,元の位置に戻っていくというルールです。ただ,約30名が同じ活動を,それぞれのタイミングで行っていきます。友達とぶつからないように走らなければいけません。
初めは,ぶつかることもありましたが,回を重ねるごとに,友達と友達の間を上手にすり抜けて,走る子が多くなりました。

これらの経験をすることで,自分の体の可動域を広げ,けがを防ぐ体をつくったり,周りをよく見て動いたりすることができるようになるそうです。
これ以外にもたくさんの運動をしましたが,どれも,子どもたちは,笑顔で運動に取り組んでいました。けがを防ぐ体づくりだけでなく,運動の楽しさにも触れていたようです。

子どもたちの感想には,「また青木先生と授業がしたい」や「いろいろな動きができるようになってよかった」などと書かれていました・

今回行ったプログラムは1回行っただけでは,けがをしない体になるわけではありません。
継続して行うことや,意識を持ち続けることが大切です・
これからも,様々な場面で,これらの動きを継続して行ってほしいです。

また,けがは,中学年や高学年にも起こりうることです。
同じような動きを他学年でも経験させ,けがのない附属光小学校を目指していきたいです!!

また,いつか紹介したいと思います。

「集めろ!ドラゴンボール!」(7ボール)
2020/06/15
「たくさんのボールが集まったよ!」

「いろいろなチームからボールをとられて,くやしかったな!!」

運動を終えるたびに,このような声が聞こえてきます。


附属光小学校の5・6年生では「集めろ!ドラゴンボール!」(7ボール)という運動を行っています。1チーム4〜5人で,4チームに分かれて行います。自分の陣地には,フラフープが1つ置いてあります。4チームいるので,4箇所のフラフープから真ん中のフラフープに,第1走者が走っていき,7つの紅白玉から1つずつ,自分の陣地のフープに球を持っていきます。

そして,第2走者からは,真ん中のフープの球,もしくは,相手の陣地の球をとりにいきます。第3,4走者も同じように球をとりにいきます。制限時間がくると,ゲームは終わりで,自分の陣地のフープに球が多いチームの勝ちです。

※詳しくは,「本校の研究取り組み」→「コロナに負けない授業づくりの一手」ページにのせております。


このゲームの面白さは,第2走者は4人いますが,真ん中のフープには,3つしか球がありません。相手の陣地からとるのか,真ん中のフープを目指すのか,考えなければいけません。そして,なるべく,近い場所から球を速くとり,次の走者へと代わっていきます。どこの球をとっていけばよいのか,どんな順番で走っていけばよいのか,様々な場で思考が伴います。

また,規則も簡単に工夫することができます。

子どもたちからは,「1つのボールを2点にして,スペシャルドラゴンボールにする」や「第1走者はスキップ,第2走者はサイドステップなどと,走り方を固定する」,「3個集まったら,勝ちにする」などという意見が出てきます。規則を工夫する条件を指定し,子どもたちに工夫していくことで,もっと楽しいゲームとなります。


実際に工夫した規則でやってみると,今までとのゲームの違いを感じながら,楽しく行っていました。学級ごとに規則を工夫させているので,各学級のオリジナルルールが出来上がっていき,意欲的に運動をしております。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため,体育は様々な制約がありますが,これらの制約を考慮しつつ,子どもたちが,より楽しく学習できるような教材を,これからも,体験させていきたいです。

学校生活のスタート
2020/05/22
いよいよ,来週(5/25)から学校が再開されます。

5年1組の担任をすることになりました。

子どもたちの元気な顔を見ることができるのを楽しみにしています。

約3ヶ月ぶりの学校なので,子どもたちは,とても待ち遠しいのではないでしょうか。

また,新しく始まる学校生活も,今までの生活とは大きく違います。

新型コロナウイルス感染予防のため,学校でも,これまでとは特に異なる取組が始まっていきます。

特に,私が担当している体育では,密集する運動や児童生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い運動は,極力避けるようにしなければいけません。整列や集合もしない,可能な限り屋外の運動ということも言われています。

今まで行っていた体育とは大きく違った授業スタイルが予想されます。

どんな体育の学習になるのか,どう行えばよいのか試行錯誤しながらの授業だとは思います。ただ,運動の楽しさは誰もが味わうことが必要だと思います。接触場面が少なくても,制限がたくさんあっても,子どもたちが「また運動したい」「今日は楽しかった」と思えるような授業を行いたいです。

当面は,屋外の学習を行うなど,単元を組み換えていこうと思います。

集合は,1.5m間隔のポイントを体育館や運動場に取り,密接して集合することがないようにします。

自分の待機場所を決め,準備運動に時間をかけたり,運動時間を十分取ったりすることができれば,と思います。

また,子どもたちが,こういった学習に慣れるためにも,子どもたちの理解が必要だと考えます。


新型コロナウイルス感染症について正しく知り,今までの当たり前が変わっても,その変化に不安を感じることなく,自分たちでできることをがんばることができるよう行動してほしいです。学活や保健学習で新型コロナウイルス感染症についての指導を充実させていくことも大切だと感じます。

今年度も,笑顔や歓声あふれる体育の学習ができればと思います。


後期公開授業
2020/02/26
先日は,後期公開授業がありました。

小中合同でタグラグビーを行いました。

この授業では,小学生が「小中学生みんなが楽しむためには」という視点で規則を考えていきました。ファーストトライ3点(1試合で初めてトライを行った人は3点),連続パスボーナス3点(パスが3人つながればボーナス3人点。何度でもOK)という2つの規則を考え,チームごとに選択していきました。

子どもたちは,自分たちのチームの特徴から,規則を選択していきました。「足が速く1人でトライを決めることが得意な人が多いので,ファーストトライ3点がよいと思う」や「いつも私たちのチームは,パスをつなげてトライを決めているので,連続パスボーナスの規則がよいよ」などと,中学生に選択する規則を提案していました。

そして,中学生が選択した規則を基に動き方を提案していきました。「ファーストトライを決めるためには,位置取りを意識しなければいけない」や「パスを全員につなげるには,味方同士の距離やタイミングを合わせなければいけない」などと,具体的な動き方を提案していました。

実際にゲームでは,規則に応じた動きを工夫しようと頑張っていました。いつもよりパスをつなげようと意識したり,たくさんの友達にボールを回してトライを決めようと動いたりしていました。

多くのチームのトライ数や触球数が,大幅に増えていました。
子どもたちの振り返りでは,得点やパスが増えたので,とても楽しい規則だったという感想が多く出ました。それぞれのチームに応じた規則について実感することができたようです。

授業後の協議会では,技能面で不十分なところが見られたことや,陣取りという特性を生かし切れておらず,走って得点を決めるという攻防が多かったことなどの御意見をいただきました。

楽しさだけでなく,基本的な動きも身に付けることのできるような授業を目指していきたいと感じました。


また,先日,小中合同タグラグビーで最後の学習「ラグビーヒカリンピック(大会)」を行いました。どのチームも,今までの練習の成果を発揮しようと頑張っていました。トーナメント形式なので,どのゲームも白熱した試合を展開していました。

試合が終わると,お互いが健闘を称えており,まさに「ノーサイド」の精神を垣間見ることができました。

授業の最後に各チームで,チームメートに一言感想を伝える時間をとると,子どもたちは,それぞれそのチームで楽しかったことや感謝の言葉を述べていました。

異年齢で運動を行うよさを改めて感じました。「また一緒に何か運動したい」と,小学生も中学生も口々に言っていました。

小学生と中学生を比べると,体力や技能,体格面でも大きな差があります。ただ,多くの子が,小中合同で行うタグラグビーを心待ちにしていました。
「できる」「できない」だけでなく,どんな集団でも「楽しさ」につなげていけば,運動の魅力に改めて気付くことができるんだろうな,と改めて実感することができました。

異年齢集団で行う運動の価値や,運動の魅力について,これからも様々な実践を通して,考えていきたいと思います。そして,誰もが楽しめる体育科の授業をつくっていきたいです。





小中合同タグラグビー
2020/01/16
「タグ1 タグ2 タグ3!」

「ナイストライ」

これは「ラグビーヒカリンピック!」というタグラグビーの学習で,ゲーム中に出てくる言葉です。

今,4年1組は,体育の学習で,中学校1年生と合同で「タグラグビー」を行っています。小中学生でチームを組み,ゲームや練習を一緒にしていきます。

タグビーというスポーツは今年,日本中に大きな感動を残しました。子どもたちもテレビで見ていた子が多く,「早くラグビーをしたい」と口々に言っていました。

初めて中学生と学習を行った日は,少し緊張気味でしたが,学習を重ねる度に,名前を覚えたり,一緒に話をしたりして,楽しそうに活動しています。タグラグビーは,後ろにパスをしなければいけないことや身体接触がないこと,タグを取り合って攻防を行うことなど,今までの運動より規則が難しくなってきます。

「ノックオン」「スローフォワード」など,ラグビーには専門的な用語や規則がたくさんあり,教師側も規則をつくる上で苦労します。私も,にわかファンですので,規則の理解に苦しみました。

ただ,タグラグビーなので,ラグビーをもっと易しくした規則であることや,安全に思い切りプレーできるので,子どもたちは,初めは戸惑っていたものの,ゲームを重ねるごとに,理解していきました。

中学生と1つの単元を全て一緒に学習することは今回で初めてです。

中学生が優しく規則や必要な動きを教えてくれるので,いつもより楽しく運動しています。「中学生ともっと息を合わせてトライをとりたい!」「中学生のように動けるようになるために,コツを聞いていきたい」などと学習プリントに感想を記入してきます。小学生にとっては,中学生が大きな刺激となっているようです。

中学生は小学生のボールを一生懸命追いかける姿や,友達を必死に応援する姿に刺激を受けているようです。

小中学生ともに,切磋琢磨しながら,タグラグビーの魅力,異年齢集団で行う運動の魅力に気付いてもらいたいです。






ヒカリンピックフェスティバルin4−1
2019/11/28

 先日は附小祭があり,4年1組は,体育で学習したことを基に,学級を「ヒカリンピックフェスティバルin4−1」として,たくさんの方とふれあうことができました。

ここでは,来られた方に,運動の楽しさや魅力について,たくさんの場を用意し,実際に運動を体験してもらいました。


体験する場は,「テニス」や「的当て」,「フロアバレーボールのトスやアタック」,「ボーリング」,「ボール置き」などがありました。どのグループも,誰もが楽しめるように,ルールを年齢によって変えたり,お客さん自身が難易度を選んだりすることができるよう工夫していきました。また,教室で運動を行うので,用具もほとんど手作りです。テニス壁やラケット,的やピン,ボール,ゴールなど全て段ボールや新聞紙を工夫して作っていきました。
この日までに,大量の段ボールを使い,用具を作りながら試行錯誤を重ねていました。少しでもお客さんが楽しめるよう装飾したり,的を増やしたり,ルールを工夫したりしていました。
それぞれが,自分たちのできることを一生懸命頑張り,本番を迎えていました。

附小祭当日は,多くの方が来られました。リハーサルもたくさんしていましたが,お客さんの数に圧倒されていました。ルールの説明,ゲームの進行,スタンプを押す,各場で2人が慌ただしく活動していました。どの場でも,大人の方から幼稚園児まで,真剣に的を狙ったり,高い記録を目指したりしながら体験される方が多かったので,子どもたちも嬉しかったようです。自分たちがつくったもので,たくさんの人が楽しんでくれている。それだけで,子どもたちは大満足だったようです。


これからも,自らが運動の楽しさを味わうと共に,多くの人に,そういったものを伝えてもらいたいです。

続けて!ねらえ!4の1ワクワクシューティングバレー!
2019/10/17
「イ〜チ ニ〜イ シュ〜ト〜!!」


4年1組は,体育の学習で「続けて!ねらえ!4の1ワクワクシューティングバレー!」という学習を行っています。

このかけ声で,ボールをつなぎ,相手コートめがけてシュートしていきます。

ボールは手ではじき,味方とラリーを続け,相手コートに返していきます。転がっているボールを両手ではじき,トスをして,最後にシュートしていきます。相手がボールに触れず,ゴールゾーンに直接入ると,得点となります。

今回の授業では,たくさんの教育実習の先生方の前で行いました。

ゴールゾーンにラッキーゾーンを設け,その大きさをチームごとに工夫していきました。ゾーンを大きくすると,シュートは決まりやすくなりますが,守りが難しくなります。ゾーンを小さくすると,シュートは決まりにくいですが,守りは簡単です。

子どもたちは,今までのチームの特徴からそれぞれのゾーンの広さを選択し,ゲームを行っていきました。

ゾーンの広さや場所が変わったので,得点数が大きく変わっていきました。

試しのゲームを基に,本当にこのルールが自分たちに合っているのか話し合っていきました。それぞれのルールに必要な動きを交流したり,自分たちのチームにそのルールが有利になっているのか真剣に話し合ったりしていました。

もう一度ゲームをして振り返ると,状況に合った動きが必要だということや,どちらのルールでも正確にトスをつないで,正確にシュートを打つことが大切だということを発言していました。

ルールが変わっても,変わらずに必要なもの,変えなくてはいけないものなどに自ら気付いている姿がすばらしかったです。

また,ゲーム前と後の挨拶や,友達に「ナイス!!」「がんばれ!」と,温かい声掛けをしていることが,何よりすばらしかったです。

次は転がしてボールを続けるのではなく,空中のボールを操作するバレーボールを行っていきます。
この学習で培った動きや学び方が,次の学習にも引き継ぐことができれば,と思っております。


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