 |  | 5年生_消費者教育A |  | | 2020/08/22 | ひとつ前の記事の続きです。
買い物が売買契約だとわかった後の3時間目は,商品を選ぶ活動をしました。
「買い物アドバイザーとして,こちらのお客様にピッタリのキャベツを選んでください」と課題を出し,
「A,B,Cどのキャベツをおすすめする?」と聞くと, 「いやいやいや,決められません!」 「どうして?」 「値段がわからん」 「大きさも知りたい!」 「どんな見た目ですか?」と質問が殺到・・・
「じゃあ,どんなことが分かれば決められるのか,質問リストを作ってお客様に聞いてみよう」とすると,
「お客様,いつ使いますか?」 「お客様,産地にこだわりはありますか?」 「お客様,どれくらい使いますか?」 など,だんだん質問が具体的になってきました。
「今晩使って,半玉でよくて,明日から旅行で家空けるって!だったら半額のCに決まりじゃー!(^^)!」 最終的に,教師が解答として準備していたキャベツを選ぶことができました。
商品を選ぶのに正解はありませんが,目的や状況に合わせた最適解を出す経験ができたので,これから他のものを買う時にも,自分にとっての最適解を出せるようになってほしいと思います。
また,選ぶ際の観点として,「エシカル消費」を紹介しました。環境に,人や社会に,地域にやさしい消費のことです。商品のパッケージを出しながら, 「どこがやさしい?」クイズをしました。
自由にお金が使えない今の時期には,少し高くても環境や人にやさしいものを…という選択は難しいかもしれません。大人でもそうですから…。しかし,心の片隅に置いておくことは大切だと思います。
学習を生かし,かしこくてやさしい消費者になっていってくれることを願います。 | |  |