 |  | 5年_包丁の使い方と基本の切り方 |  | | 2021/11/18 | 遅ればせながら5年生の調理実習が始まりました。 先日,5年生が家庭科の授業で初めて包丁を使った調理にチャレンジしました。
課題は,「きゅうり1本を8種類の切り方で切る」です。
中学1年生の実践で見たことがあったのですが,むしろ小学生の,包丁を使い始める時期にやると,今後の調理の幅が広がりそうだなと思い,チャレンジしてみました。 8種類は,今後,ゆで野菜サラダやみそ汁,いため物等の実習で使うことが多いものをセレクトしました。(写真参照)
結果は,30人だれもけがをせず,切ることができました。それぞれの切り方の気付きでは, 「千切りはドレッシングの味がよくなじんだ」 「乱切りは食べ応えがあるが味はあまりしない。肉じゃがとかにはよさそう」 「さいのめ切りは見た目がかわいいが食べた感じがしない」 など,同じきゅうりでも切り方によって見栄えや食べた感じが異なることを実感的に学んだようでした。
ちなみに,この実習は,「自分も家族も地球もうれしいホットサラダ」の題材の中の1時間です。 「自分」「家族」「地球」という視点に立つことは,どの題材でも大切にしています。 これらを具体的にしていくと, ●「自分」「家族」がうれしいためには, ・ゆで加減がよい→おいしい ・切り方がよい→おいしい ・食材の組み合わせがよい ●「地球」がうれしいためには ・材料を使い切る ・水や洗剤,ふきんを必要な分だけ使う ・おいしければ残さないから,食品ロスになる。上の項目とつながっている という視点があがりました。そのなかの切り方を追究していく時間でした。 これから,ゆで加減や組み合わせにもスポットを当てていき,最終的にどのようなホットサラダが出来上がるのか,楽しみです!(^^)! | |  |