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山口県学校合奏コンクール 金賞受賞
2022/07/28
7月21(木)に山口県学校合奏コンクールが行われました。今年度は,新型コロナ感染症の拡大のため,例年よりコンクール曲の練習開始が3ヶ月遅かったのですが,朝の練習や土日の練習に加えて,昼休みや放課後も自主練習をして,限られた時間を大切にしながら活動してきました。
コンクールは2年ぶりに開催されました。子どもたちは初めての出場だったこともあり,本番はとても緊張しているように見えましたが,これまで練習してきたことを十分に発揮することができました。結果は,金賞をいただき,全国大会に推薦していただけることになりました。
これまで,合奏班を支えていただいた保護者の皆様,先生方,地域の方々,本当にありがとうございました。
11月5日に行われる日本学校合奏コンクールに向けて,より一層よい演奏ができるよう,頑張っていきます。

低音と和音のはたらきとは
2022/07/01
今回は,5年生の「茶色の小びん」の学習について紹介します。

この学習の題材では,歌唱と器楽の活動を通して音の重なる響きを聴き取りながら,旋律と低音や,旋律と和音との関わりについて感じ取ったり,ハ長調の音階と和音,ヘ音記号と譜表について理解したりすることをねらいとしています。

まず,「茶色の小びん」の旋律と低音をそれぞれ演奏できるようなってから,「旋律だけで演奏するときと,低音と合わせたときと,どちらが好きですか?」と聞いてみました。すると,ほとんどの児童が,「低音と合わせたとき!」と答えました。
「低音があると,どんな感じがするの?」と聞くと,
・迫力が出てかっこいい
・低い音が奥深さを出している
・拍を感じることができて合わせやすい
・低音は休符があるから弾んだ感じを出している
・ハーモニーが生まれる
・旋律だけだと薄いけど,低音と合わせるとしっかりした感じになる
などの意見が出ました。

中には,旋律だけの方が良いという児童もいました。理由は,曲の中心で一番聴こえてほしいからと発表したのですが,上記の友だちの発表を聞いたり,もう一度演奏したりしてみると,納得している様子でした。

この学習を踏まえた上で,次は旋律と和音を合わせて演奏する学習に入りました。
ハ長調の主な和音について知り,低音や和音のはたらきを感じ取ることができるようになると,低音はとても大切な役割をしていて,今まで習った二部合唱にも和音が使ってあることに気付くことができました。合奏班でコントラバスを担当している児童は,他のパートが旋律を弾きやすいように低音が一定のリズムを刻まないといけないんだとつぶやいていました。このように,他の曲にも関心をもち,演奏に生かしていけるようになるといいなと思います。

次は,この学習を基に,「こきょうの人々」でも和音や低音のはたらきを大切にしながら演奏できるようにしていきたいです。

よろしくお願いいたします
2022/05/26
今年度本校に着任しました,藤原由佳です。音楽科を担当させていただきます。よろしくお願いいたします。

本年度は,専科になり,音楽は5,6年を担当しています。また,合奏班の指導もさせていただいています。

4月から新体制で始まった合奏班。7月に開催される山口県学校合奏コンクールに向けて,練習を頑張っているところです。
まだ,譜読みを丁寧にしている段階です。部員が54人もいるので,音程や音の長さを合わせることの難しさを感じています。

子どもたち自身が曲の良さを感じ,子どもたちのこんな風に弾けるようになりたいという思いを大切にしながら,一緒に音楽づくりをしていきたいと思っています。

今後,音楽の授業実践や合奏班の活動について発信していきます。1年間,どうぞよろしくお願いいたします。

栄光のメダル(文化賞)受賞!
2021/03/03
本校合奏班は,令和2年10月31日に行われた「第9回日本学校合奏コンクール2020全国大会グランドコンテスト」において,金賞を受賞しました。その功績に,山口県から「栄光のメダル(文化賞)」をいただきました。これを励みに,今後も練習を頑張っていきたいと思います。

<令和3年3月合奏班練習予定>
[1週] 2日(火)〜 5日(金)7:30, 6日(土)9:30
[2週] 9日(火)〜12日(金)7:30,13日(土)9:30
[3週]16日(火)〜19日(金)7:30,20日(土)休み
[4週]23日(火)〜26日(金)7:30,27日(土)〜春休み
※春休み中,練習はお休みします
<令和3年4月上旬合奏班練習予定>
[1週] 4日(火)〜10日(土)練習休み
[2週]13日(火)〜16日(金)7:30,17日(土)休み

公開授業研究会(小学校音楽科)について
2021/01/06
『GIGAスクール目前!1人1台端末による音楽づくり』

2月11日(木)の公開授業研究会では,iPadを使った音楽づくりの授業を公開します。
もともと,新型コロナウイルス対策として,「歌わない・吹かない音楽授業」をコンセプトに考えたiPadの音楽授業でしたが,iPadを音楽づくりに使用することで,下に示した数々の利点があり,大きな可能性が感じられました。
当日は,子ども一人一人がiPadを使い,友達と話し合いながら「ルパン三世のテーマ」をアレンジしていきます。13:10〜14:00の協議会Vは,ぜひ「音楽部会」に御参加ください!

<使用アプリ GarageBand/iPad>(iPadに元から入っている無料アプリ)
・指1本で和音が演奏でき,伴奏のアレンジが簡単にできる。(鳴らす和音の順番指定も可能)
・旋律,和音,リズム・・・など,各パートの多重録音が可能。子どもは,旋律を演奏して録音し,その旋律を聴きながら和音を録音というように,他パートを聴きながら演奏,アレンジ等が可能。
・一人一台の端末で,個々が鳴らす音の大きさもちょうどよい。子どもは,友達に尋ねたり,自分の音楽を聴かせたりすることができる。
・個々が完成させた音楽を,AirDropでその場で教師に提出可能。教師は,一人一人の音楽づくりの評価を確実に行える。

クリスマスコンサート実施
2020/12/05
令和2年12月5日(土)に,合奏班クリスマスコンサートを実施しました。
今年度は,新型コロナウイルスの影響でコンクールが中止されることを想定していたため,例年のように一つの曲をじっくり仕上げるより,子どもの好きな曲をたくさん演奏させることを重視して練習を行ってきました。その結果,クリスマスコンサートでは,これまで最多となる11曲を用意することができました。さらに,録音音源審査となったコンクールの曲は,全国大会金賞となり,コンサートで目玉となる曲もできました。
また,中止となった「なぎさ復活コンサート」で共演予定であった友廣裕さんにもお越しいただき,子どもたちに激励の言葉をかけていただくとともに,お知り合いの堀永さんからバイオリンと絵のプレゼントをいただきました。
コロナ禍でいろいろな行事が中止となり残念な思いをしましたが,たくさんの曲が演奏できるようになったこと,金賞を受賞したこと,共演予定だった方からプレゼントをいただいたことなど,今回のコンサートでいろいろな嬉しい思いを回収できたように感じました。
このコンサートでは,6年生の卒団コンサートも兼ねています。6年生からは,心温まるメッセージカードと花束をいただきました。また,保護者の方のサプライズで「祝金賞」の横断幕が表れ風船が舞ったのときには,感極まりました。本当に本当にありがとうございました。
<コンサートプログラム>
〜合奏班紹介PV〜
1 クリスマスメドレー(全員合奏)
2 はじめの言葉
3 カノン(全員)
4 紅蓮華(全員)
5 炎(3rdバイオリン)
6 ダイナマイト(2ndバイオリン)
7 パイレーツ・オブ・カリビアン(コントラバス)
8 香水(チェロ)
9 リベルタンゴ(チェロ・コントラバス)
10夜に駆ける(1stバイオリン)
11海の声(6年生)
12月の光(中野先生ピアノ)
13弦楽合奏のためのセレナード(全員)
14友廣裕さんのお話
15合奏班団長お礼の言葉
16顧問挨拶
17終わりの言葉

全国大会賞状が届きました!
2020/11/27
11月24日(火)の午後に,合奏コンクール全国大会の賞状とトロフィーが届き,翌日の朝練習で団員たちにお披露目しました。
例年の全国大会では,代表者2名が賞状授与式に参加し,賞状とトロフィーを受け取ることになります。そこで,今回は授与式風に,団長に賞状,副団長にトロフィーを渡しました。大会の独特の緊張感の中での賞状授与とはなりませんが,みんなで喜ぶことができるよい場となりました。
12月5日(土)には,合奏班保護者を対象に,クリスマスコンサートを実施します。この賞状に見合うコンサートとなるよう,今後の練習を頑張っていきたいと思います。

全国大会金賞受賞!
2020/11/06
10月31日(土)に「第9回日本学校合奏コンクール2020全国大会グランドコンテスト」が録音審査により行われました。
結果は日本学校合奏コンクールのwebページで公開されていたのですが,みんなで見ようということで,本日,全員で確認しました。
5年生は昨年度,6年生は一昨年度も全国大会を経験しており,金賞をとる難しさを知っています。今年は,例年のように練習ができなかったので,「銀賞でも万歳しよう」ということにして,見ることにしました。
全員の「3・2・1」の掛け声で,団長が審査結果をクリックしました。山口大学教育学部附属光小学校がなかなか見つかりませんでしたが,誰が一番だったか,「キャーッ」という歓声が始まりました。何の「キャーッ」かわからなかった子どもたちも,結果が金賞であることに気付いていくにつれ,大歓声に変わっていきました。中には,目に涙を浮かべている子も見られました。
特に,今年が最後となる6年生に,何かいい思い出をつくってあげたいと思っていましたが,とっておきのプレゼントができたように思います。
保護者の皆様,光市民ホールの皆様,大会関係者の皆様,本当にありがとうございました。

合奏コンクール全国大会に推薦されました
2020/10/27
10月26日(月)に全国大会予選結果の手紙が届きました。
そして,本日27日(火)の朝練習の際,団員の前で開封を行いました。
団長がハサミで封を開け,結果文書を読み上げました。
「この度は,本コンクールへの参加ありがとうございました。今年は,新型コロナウイルス感染症の流行により時間的にも物理的にも制約の多い年となりました。その中での音楽活動ということでたいへんな日々を過ごされたのではないかと思います。しかしながら,皆さんの演奏をお聴きして,改めて皆で力を合わせて音楽を作り上げていくことの喜びと大切さを感じた次第です。『予選審査の結果,全国大会へ推薦されました。』」
子どもたちは両手を挙げて喜びました。
様々な音楽行事が中止となり,大きな達成感を得ることが難しい日々が続いていましたが,ようやくみんなで大きな喜びを分かち合えることができました。
結果文書には,私たちに向けて,参加のお礼や励ましの言葉が綴られていました。しかし,お礼を言わなければならないのは,私達の方です。無償で運営に携わっていただいている千葉・福島の教員や学生の皆さん,多くの曲を聴いていただいた審査員の皆さん,その他の多くの関係者の方々には,感謝の気持ちでいっぱいです。
10月31日には予選音源がそのまま送られ,全国大会本選の審査となりますが,私たち合奏班の目的はほぼ達成できたように思います。
今後は,12月5日(土)のクリスマスコンサートに向けて,好きな曲をかっこよく弾き,音楽を演奏する楽しみを味わえるようにしていきたいと思います。

タブレットを使った新しい音楽づくり法
2020/10/21
9月下旬から10月上旬にかけて,4年生の音楽づくりの授業を行いました。
この授業は,コロナ禍において「歌わない・吹かない音楽授業」をコンセプトとして,6月の研究発表大会で行う予定でした。
内容は,iPadの内臓アプリ「GrageBand」を使い,旋律をアレンジをするものです。基にした曲は,「エーデルワイス」で,この曲を自分のイメージに合わせてアレンジさせました。
子どもたちは,機器の操作が大好きで,すぐに方法を覚え,意欲的に活動に取り組みました。子どもたちの行った手順は以下のとおりです。
(1)イメージに合うGarageBand内蔵の自動伴奏を選び,コードキーをタイミングよく押さえ,伴奏を録音する。
※コードキーは,演奏する順に並べ替えが可能(子ども自分で並べ替えました)
(2)録音した伴奏に合わせて,iPad上の鍵盤で旋律を演奏し,多重録音する。
(3)完成した音楽を音声データとして保存し,教員にAirdropで提出する。
コロナ禍だからこその発想で行った授業ですが,このiPadを使った旋律づくりは,大きな可能性を感じました。
5・6年生では,和音の構成音を使った旋律づくりを行います。子どもたちは,ワークシートに音を記入して提出という形が多いですが,記譜等が難しく,イメージしていた旋律と記入した旋律が違っていることもあります。また,子どもの演奏を一人一人,教員が録音するという方法もありますが,多大な時間がかかってしまいます。
和音の構成音を使った旋律づくりでは,iPadを使用することで,子どもが自分の演奏を録音し,Airdropで提出することができます。また,教員があらかじめ和音伴奏を録音しておき,Airdropで子どもたちに一斉配付することもできます。
GIGAスクール時代の到来に向け,今回の授業は新しい提案になるものと思います。

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