 |  | ごんぎつね |  | | 2018/10/17 | 10月に教育実習生が「ごんぎつね」(三省堂4年)の学習をしました。
授業の中盤に,実習生が,「気持ちでも行動でもない最後の一文は,必要か」と問うていました。 子どもたちからは,「確かに!この一文からは,特に何も分からないから,なくてもいい」「そもそも普通,煙は白いよね」「確かに!青い煙なんて見たことないよね」「だったら,なんで『青い』と書いているの?」「青って悲しいイメージを表す色だからじゃないかな」「わざわざ『細く』と書いていることも,切なさに関係してそうだね」「そう考えると,前の文の『ばたり』だって,兵十の後悔の気持ちが強調されているね」などと,たくさんの価値あるつぶやきが聞こえてきました。
言葉に着目して終わり方のよさをとらえることができた子どもたちに,成長を感じました。(田中) | |  |