山口大学教育学部附属光小学校 教育目標のいわれ  
 
 「附属光小五十年の歩み」より   

 
 本校教育のねらいを要約すると次のとおりである。






 健康で溌剌とした人間の育成  
 掘り下げて考えぬいていく知性をもった人間の育成
 おおらかで善意にみちた人間の育成
 美を愛する情操豊かな人間の育成
 積極的に手足を動かして働く人間の育成

 
そして,これらの調和のとれた,全人的で底力のある夢多い日本の子どもを育てることをねらっている。


経営方針を象徴する5本の柱 



  新校舎の建築にあたって,その建築構造上,正面玄関に2本,各階の踊り場にそれぞれ1本ずつ合計5本の大柱が建てられている。私たちは,この5本の柱にそれぞれ異なった美しい色を塗り,5本の柱の1本1本に次のような教育の理想と誓いを託している。

 まず,正面玄関の中央にある白色の柱を知性の柱と名付けた。純白は純粋に冷静に真理を追求して知性を養うことを意味している。これは,本校の教育目標の一つである知性開発の教育をも象徴しており,子どもたちは「自ら求めて学ぶ子になろう」と誓っている。

 また,玄関ホールに立つ黒色の柱は,山口県産の大理石”黒龍”でつくられている。そして,この黒色の柱を労作の柱と名付けた。美しく光り輝く黒色は,将来いかなる苦難にも打ち勝って積極的に自分の手足を動かし,額に汗して働くことのできる人間をめざす労作教育を象徴している。子どもたちは,この巨大な黒龍を仰いで「進んで働く子になろう」と誓いあっている。

 1階校舎の踊り場には,紅の柱がある。紅色は美しい太陽にも似た清らかさ。私たちは,これを心情の柱と名付けた。子どもたちは,この美しい柱にそっと手を触れて「美しさのわかる子になろう」とささやいている。

 2階校舎の同じ場所には,橙色の柱が立っている。この色は山口県特産みかんの色。そして,私たちが常にめざしている人格教育のシンボルである。名付けて善意の柱。子どもたちは,この柱を取り囲んで,「仲よく親切な子になろう」と誓いあっている。

 3階には,緑色の見るからに溌剌とした柱が立っている。心身ともに健康な子どもこそ,未来の日本をになうに足る子どもだ。そして,この柱を健康の柱と名付けた。美しい山と海の自然に囲まれたこの学舎で,子どもたちは,「希望にみちた元気な子になろう」と胸をはっている。


 
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