「倍」ってなんだ?
2017/10/31
算数の授業のある場面。

30の3倍について考えているときでした。

ある女の子が「倍っていうのがどういことかよくわからないんだけど・・・」と悩んでいました。

子どもたちに聞いてみると,それぞれの倍のイメージをノートに書いていきました。

そこには,

3人それぞれの人がみかん30個を持っている図を描いている子

みかん30個を描き,「この3つ分」と書いている子

「たとえば・・・」と語り始め,テープやあめ玉など,任意の物のいくつ分という状態を図に表していく子

子どもたちの姿は様々でした。

その中に,子どもたちにとっての「倍」が隠れているように感じました。

私は,「倍=○○のいくつ分」という抑えをよくしていました。
しかしながら,「○○のいくつ分」であれば,「3人の人がそれぞれ30個持っている状態」もOKというのが子どもたちのイメージだったのだと思います。

ある数量を基準として,2つの数量の関係をとらえた言葉が「倍」であると思いますが,これは子どもたちにとって非常に難しいのだなぁと痛感しました。

5年生で割合をしますが,「倍」という言葉と,「倍は〜の○つ分」という学習は2年生から行っていると思います。

きまりさえ覚えれば,「倍=かけ算」の一辺倒で問題をすいすい解けてしまいます。
しかし,関係性をとらえる言葉としての「倍」は,思った以上に身に付いていないのだと感じます。

教科書に出てくる関係図にしても,数直線にしても,本当の意味で子どものたちの中に落としていくにはどのようにしていけばよいか,これからも考えていきたいと思います。

後期教育実習!
2017/10/04
 9月末から,教育実習が始まりました。前期よりもぐっと人数も増え,学級には4人の教生先生が。

子どもたちは毎日大好きな教生先生たちと楽しく過ごしています。

一緒に学び,一緒に遊び,一緒に話して,一緒に泣いて・・・

きっと忘れられない3週間になることと思います。

素敵な時間を過ごせるよう,支えていきたいと思います。

理科授業づくりの会
2017/09/05

 8月25日に,「理科授業づくりの会」を行いました。
実践紹介をさせていただくにあたり,これまでの実践のポイントや授業づくりの視点,子どもたちの学びなどを振り返ることができ,自分自身の学びにさせていただくことができました。

 一日日程の長い研修ではありましたが,支援センターの方や本校OBの先生方など,様々な先生方の視点で理科の授業づくりについてお話していただき,大変勉強になりました。
 
 本会に参加された先生方,ありがとうございました。ぜひ,また一緒に学びましょう!

公開授業研究会
2017/06/28
6月23日 公開授業研究会が開かれました。

テーマは,「野菜は図鑑に入れてもよいか」

子どもたちは,
「野菜だからだめじゃない。」
「野菜も植物だし・・・。」
と意見は様々。

植物とそうでないものの基準があいまいであることに気付いたところで,
「○○があれば・・・。」と話題がつながり,
実際に植物を観察することになりました。

図鑑に入れるためにとってきていた草花を観察し,画用紙に貼っていきます。

すると,「同じところ」に注目し,根や茎,葉が共通していることを見出していきました。

根や茎,葉の存在自体は子どもたちは知っていますが,それが植物の共通性をとらえる視点となりうることまでは気付いてはいません。

「オクラは図鑑に入れてもいい?」

最初は,「野菜だもん!」と言っていた子も,
「植物の中の野菜ってことがわかった。だから入れてもいいよ!」と納得した様子です。

続いて,
「ニンジンは?」と聞くと,

「え?ニンジンって何?植物?」
から始まり,
「根だ!」「茎じゃない?」と話が広がっていきました。

普段子どもたちの多くが目にしているであろう加工後のニンジンを渡すと,
「切ってある跡がある!ここから茎が生えていたのではないかな?」
「じゃあ根ってことかな?」と気付いていく姿が。

盛り上がってきたところで
プランターで育てたニンジンと対面!

子どもたちは興奮気味に,次々とニンジンを抜いていきます。
「やっぱり根だ!」
「ニンジンも植物なんだ!」と,新たな発見を楽しむ姿が印象的でした。



「多様性と共通性の視点でとらえること」
新しい学習指導要領が施行されるにあたり,「生命領域」における見方・考え方として示されたものです。

今回,子どもたちは「多様な姿・特徴がある植物のもつ,”体のつくり”という共通性」に気付くことができました。

この学びは4年生,5年生・・・とつながっていき,中学校では「細胞」レベルにまで掘り下げ,「多様性と共通性」をとらえていきます。

子どもたちの豊かな学びのために,日々の授業づくりに励んでいきたいと,改めて感じました。

何はともあれ,子どもたちの学びに向かう姿に感動!の授業でした。

気付きから広がる学び
2017/05/22
「先生,芽の出方は,どれも同じですか?」
(「出方」という言葉を使うところが,子どもらしいと感じます。)

4月から,4種類の種を育てている子どもたち。

先週,出てきた芽を見比べながら観察しているときの,ある女の子のつぶやきがみんなの課題となりました。

大きさや色,形など,様々な「似てる!違う!」が行き交う中,

今度は別の子がつぶやきました。

「この2種類の葉は,どっちが先に出てきたんだろう?」



今回,あえて日課的な観察は行わずに学習を進めているため,子どもたちは大発見をした顔をしています。

その植物はいんげん。
種の形をそのまま残した子葉の間から,本葉がちょうど顔を出しているという,グッドタイミングでした。

子どもたちは,

「Aだと思う。だって葉に近いのはAの方だと思うから。」
「Bだと思う。よく見ると,Bから生えてきているのがわかるよ。」

(Aは本葉,Bは子葉。)


互いに一歩も譲らない子どもたち。
「どうする?」と問うと,「確かめればいいじゃん!」と子どもたち。

インゲンの芽が出るまでの様子を,もう一度見てみることになりました。

いろいろな視点で交わされる意見に,

納得したり,反論したり,ちょっぴり理科らしい授業ができたかな?

と思いました。




そういえば先日,種を植えるときのことです。種の大きさや形から,どの種がどの植物のものかを予想しました。

いざ正解を!というところで,子どもたちから,「知らない方が面白いと思う。」という意見が。
すると,別の子は,「失敗したら,命はどうなるの?」と反論が飛び出します。(この場合の”失敗”が何を意味するのかは,子どもによって概念が違ったように感じました)

「知らないからこそ,失敗して,学んで,挑戦して・・・。それを繰り返す方が大切だと思う!」
とまた別の子が続きます。

議論は延々と続き,本題からは少し離れてしまいましたが,学ぶ上で大切な要素が,その日の黒板には溢れていました。

「あぁ,ちゃんとわかってる。伝わってる。」とうれしくなりました。










参観日がありました
2017/04/25
22日土曜日は参観日がありました。

子どもたちはやる気満々で,たくさんの発表ができたのではないかと思います。

学習内容は,「10のかけ算」。

4×10枚に並んだシールを数えていきます。

「2つに分けると・・・」
「10ずつに分けると・・・」
「10+10+10+10だから40まいだよ。」
「8まいずつに分けてもできるよ。8×5で40まいに なるよ。」

それぞれの数え方,計算の仕方で考えを紡いでいく子どもたちは,ある友達の考えに戸惑いました。

「4×10でできる。」
子どもたちからは,
「え・・・。4×10?」という声も。

そこから,九九表を開こうというアイデアから,九九表を見始めた子どもたち。

確かに,4の段の先には「40」という数字があります。すると,

「全部0がついてる。」

ある女の子がつぶやきました。

「ん?」

また,みんなの頭に「?」が浮かびます。

「だから・・・」

もう一度説明をする女の子。

「あ〜!そういうことか!確かに全部ついてる!」
「絶対!0がつくよ!」

絶対と言い切れる?と問うと,子どもたちはノートに10回の足し算を始めました。

1〜10の段まで計算し,「全部なるよ!」と誇らしげな子どもたち。

一生懸命考えて,納得して,友達の「?」にとことん付き合う。
だから学びが生まれていく。

そんな日々の1コマを,参観日で見せることができたのは,とても幸せなことでした。


『「わからない」を大切に
  えがおたくさん あふれるクラス』

子どもたちと話し合って決めたこの目標にほんの少し,近づけた気がしました。

どんな実験がいいかな!?
2017/02/20
5年「もののとけ方」の学習で,
温度と食塩が水にとける量との関係を調べました。

3つのグループが考えた実験方法をクラスで検討し,
「最も,効率的に,知りたいことが調べられる方法」を話し合い,実験を行いました。

手際よく進める子どもたちを頼もしく感じました。

電磁石って便利?
2017/01/25
5年生では,「電磁石の性質」の学習を進めています。
ネオジム磁石と電磁石を比較し,
『それぞれの磁石のよさ』を見出していきます。
子どもたちは
「状況に応じて」「場面に応じて」
「それぞれによさがあるから・・・」と
実験結果から得たそれぞれの性質を比較していきました。

楽しく実験する子どもたちの姿が,とても印象的でした。

来週は電磁石の“極”の性質について学習します。
どんな学びになるか楽しみです。

つり合いの不思議!!
2017/01/11
6年生で,てこの学習をしました。
つり合いの公式を学んだ後,各グループに分けていた重りを集め,どんどんぶらさげていく子どもたち。
「すごい!」「これでもつり合うんだ!!」

と,感動していました。

公式に基づいて考えれば,数がいくつになっても重さ×支点からの距離がつり合えばつり合います。
しかし,やはり実際に試してみると,驚きや感動が生まれるもので,このような学びを大切にしていきたいと,改めて感じました。

月と太陽
2016/12/07
「月の裏側はどうなっているの?」
「月がなかったら,地球はどうなるの?」

子どもなりにもった疑問を調べ,発表し合いました。
7つのブースで発表を行い,子どもたち同士できき合いました。

子どもたちは,友達のよいところ,発表の面白さを見付けながら,有意義な時間を過ごしたようでした。

前ページTOPページ次ページHOMEページ
- Topics Board - Skin by Web Studio Ciel