複合図形の体積
2018/05/21
 5年生の「体積」の単元では,直方体や立方体を組み合わせたり,大きな直方体から小さな直方体を取り除いたりしながら,複合図形の体積を求める学習をします。
 そこでは,様々な方法を試しながら,どの方法が一番シンプルで効率的なのかを探らせることが大切になります。
 子どもたちには,単元の導入で1立方センチメートルのブロックが積み重なったものを提示した時に,様々な見方で体積を求めるように投げかけました。すると,ブロックを動かして直方体にしたり,同じものの幾つ分で見たりと,見方を変えながら工夫してブロックの数を求めていました。
 子どもたちが見出したものの中に,「正面から見たら(L字)4つで,それが奥に3列あるから…」というものがありました。これは,「底面積×高さ」の考え方です。子どもたちは面積の学習の時に,複合図形の面積を求める学習をしています。それに高さ(にあたる部分)をかければ複合図形の体積を簡単に求めることができます。
 子どもたちは,その時の学びを生かして,「面積に高さ(にあたる部分)をかければよい」というアイデアを出すことはできましたが,一番簡単とは思わなかったようです(埋めて引くが万能だ!と言ってました)。
 6年生になったら,角柱や円柱の体積の求め方を考える学習をします。その時に,今回の学びを思い出してくれたら嬉しく思います。

今年度もよろしくお願いします
2018/04/09
平成30年度が始まりました。
少し長い春休みを経て,久しぶりに子どもたちが登校し,元気な声が学校中にこだましています。昨年度担任した1年生の子どもたちも,2年生となり,明日の入学式を心待ちにしているようです。とはいっても,まだまだ2年生。私の顔を見て,笑顔で駆け寄ってくる姿は,とてもかわいらしく,まだまだこの子たちと一緒に勉強したかったなぁという思いが残っています。

さて,今年は教務部長という役を仰せつかりました。そのため,担任はもっていません。新採5年目の時に算数専科をしたことがありますが,それ以来の担任外です。クラスの子がいないということは,とても寂しいことです。しかし,担任外だからこそできる仕事はたくさんあると思います。子どもたちに算数の学びの楽しさを様々な場面で伝えられるように,今年1年も頑張ります!

ちなみに,4年生1クラスと,5年生1クラスの算数の授業を担当します。書写も3クラスもちます・・・。

1年間お世話になりました
2018/03/22
3月20日修了式でした。
1年生で入学したのがもう随分前のような感じがします。

1年間算数科の授業はもちろん,他教科の授業でも自分の考えをしっかりともち,友達の考え方に興味をもって,自分の見方・考え方を拡げていった子どもたちでした。

算数科の楽しさを味わうことができたのか…不安はありますが,今年一年学んだことを土台に,2年生でも大きく成長してほしいと願っています。

1年1組の皆さん,一年間本当にありがとうございました。

追記
最後の算数の授業は「一番重いのはだれ?」でした。
ライオンはトラより重いです。
トラはチーターより重いです。
一番重い動物と一番軽い動物は何でしょう?
この課題に対し,ほとんどの子どもたちはすんなりと答えられるのですが,「どうしてそう言えるの?」と言われると,急に黙り込んでしまいました。
「自分の考えをノートに書いてごらん」と促すと…

一生懸命に言葉で説明しようとする子,天秤のようなものを使って説明する子,重さを数値化することで順位を明らかにしようとする子,3つの動物の重さを丸の大きさで表している子,木の絵を描いて,上から重い順に並べている子…

表現の仕方は様々ですが,何とか自分の思いを表現しようと必死でした。一人一人の学びに向かう姿勢が育っていることを実感しました。
そして,友達の考えを聞き,「これ,すごくわかる!」と喜んでいる子どもたち。
楽しく充実した一年間を振り返る授業となりました。

あめちゃんわけわけゲーム(おなじかずずつ)
2018/03/03
本年度最後の参観日で行った算数科の授業です。
あめを同じ数ずつ分けることを4こでおさえた上で,「あめちゃんカード」を引き,何点がゲットできるかというものです。
4個の場合は,1個ずつ4人に分けられるのと,2個ずつ2人に分けられるので,2点です。1個と3個にも分けられますが,同じ数ではないので,点数にはなりません。

「あめちゃんカード」には…6個,8個,9個,10個とそれぞれ書かれていました。
6個は1個ずつ6人,2個ずつ3人,3個ずつ2人と分けられるので3点です。
8個は1個ずつ8人,2個ずつ4人,4個ずつ2人と分けられるので,こちらも3点です。
この時点で,「8=2+2+2+2だよ。だから,4人だとわかるよ」と子どもの方から出てきたのが驚きでした。
9個の時は,1個ずつ9人,3個ずつ3人に分けられるので,2点です。
この時に,「9個を2個ずつ分けてみた」という思いをもった子が発言しました。その際,「8個が2個ずつ分けれたのだから,9個は2個ずつは分けれない。」「9は2とびの数ではない」「2+2+2+2=8で,それに2を足すと10になって,9を越えてしまう」と,できない理由を子どもたちが語り合う場面が一番盛り上がりました。同じ数ずつ分けるという体験から,子どもたちが見付けたことをどんどん発表する姿に,この1年間の成長を感じることができました。

さて,3点を取れたのが,6個・8個・10個でした。子どもたちは,どうやら2とびの数は点数が多い(分け方がいろいろある)と思っているようです。
そこで,「12個・14個・16個の3つの場合を比べてみると,どれが一番点数が高いと思うか,もしくは全て点数は同じか」と問いました。
子どもたちの反応は,「全部2とびだから,同じ点数だ」という子が半数,そして,「16が一番大きい数だから,16が点数が一番大きい」という子が半数。
「確かめてみよう」とやってみると…12は5点,14は3点,16は4点という結果になり,一番小さい数の12が一番点数が高いのです。子どもたちは「なぜ!?」と驚きの表情を隠せない様子でした。
上の学年に上がれば,この「なぜ?」を解明することもできると思います。

子どもたちが「分ける」という作業を楽しんで行うために,あえてゲームにしたのですが,子どもたちはゲームを越えた数の世界を存分に楽しんでいました。保護者の皆様に,算数の学びを楽しむ子どもたちの姿を見て感じていただけたら,幸いに思いました。

授業づくり研究会お礼
2018/02/05
2月2日に本校で行われた授業づくり研究会では,多くの先生方にご参加いただき,誠にありがとうございました。

授業・研究協議では,多くの先生方からたくさんのご示唆をいただきました。どの意見も納得するものばかりで,「まだまだ勉強していかないといけないな」ということと,「子どもたちの意識の流れを大切にした授業が大切なのだ」ということを実感しました。

文部科学省の学力調査官の笠井健一先生からは,算数科の本質にかかわる話を,事例を基にわかりやすく話していただきました。本校の子どもたちの学びの姿も価値付けていただき,非常にありがたかったです。講演にもたくさんの先生方に参加していただき,厚くお礼を申し上げます。

今回,こうやって公開授業をさせていただいたことを大きな糧にし,今後もさらに研鑽に励みたいと思います。

何人ならんでいるのかな?(ものと人の数)
2018/02/03
遊園地に行くと,たくさんの行列ができています。
友達にLINEで連絡してみました。
「わたしは前から6番目だよ。」
これでは,全部で何人並んでいるのかがわかりません。
あとどんなことがわかるとよいのでしょう・・・

ある人は
「わたしの後ろには3人並んでいるよ。」・・・@
と答えました。
また,ある人は
「わたしは後ろから3番目だよ。」・・・A
と答えました。

@とAが言っていることは同じなのでしょうか。

こういった場面を子どもにぶつけることで,
@とAの違いを言葉で説明し出すのですが,
言葉だけではよくわかりません。
そこで,子どもたちは「図にしてわかりやすくしたい!」という願いのもと,2つの図の違いを表しはじめました。

授業づくり研究会のお知らせ
2018/01/18
山口大学のプロジェクトの一環として,本校で算数科の授業づくり研究会を行うこととなりました。文部科学省の学力調査官の笠井健一先生に講演をいただきます。ふるってご参加ください。

・2月2日(金)
・附属光小学校
・13:00〜受付
・13:25〜1年 授業公開(伊藤)
・14:25〜3年 授業公開(金尾)
・15:30〜16:30 研究協議
・16:50〜18:50 講演
「新しい指導要領でもとめる子供の姿(仮)」
講師 文部科学省国立教育政策研究所教育課程センター
研究開発部教育課程調査官
笠井 健一 様

申込は下記のメールアドレス(山口大学 長友先生宛)にお願いします。
nagatomo@yamaguchi-u.ac.jp 

運動場,凍る!
2018/01/11
光市室積は比較的暖かい所で,冬もさほど寒くはありません。
しかし!今日は今季最大の寒波襲来ということで,朝,運動場にできた水たまりが凍っておりました。
生活科では,季節を感じながら,様々な体験をすることが大切なので,今日は急遽1時間目の予定を変更し,子どもたちと一緒に運動場へ出て,凍った水たまりの上を歩いてみました。
ゆっくりではありましたが,氷の上を滑ってみたり,割れた氷を触って「冷たい!!」と言ったり…子どもたちにとっては中々できない体験をすることができました。

どちらのみちのりがみじかいかな?
2017/12/20
1年生の「ながさくらべ」では,直接比較や間接比較の過程を経て,同じもの(任意単位)の幾つ分で比べることができるようになることが目標です。
では,任意単位で比べられない場面に出会った時に,子どもたちはどうするのでしょう?そのことを試したいと思い,1組・2組両方で実践をしてみました。

ちなみに,この実践は12月26日に行われる全国算数授業研究会でも行う予定です。結果は後程ということで…

今年も一年大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。

「かたちかくれんぼ」
2017/12/07
後期公開授業を行いました。

単元は「かたちづくり」。色板を用いて,様々な動物の形を作る「かたちどうぶつランド」の場を設定し,単元を進めています。
本時は,色板6枚で作られた動物(シルエット)に色板を埋めていく「かたちかくれんぼ」の学習でした。しかしながら,色板1枚1枚で考えていくと,その後の念頭操作が非常に難しいという実態があります。そこで,色板2枚でできた形が見えるかを問いかけ,2枚でできた形を埋めていくように仕向けました。
子どもたちはグループの人と知恵を出し合いながら,2枚でできた色板の形を埋めていくのですが・・・1つできない!と気付きます。そこで,「色板3枚組みならどうか?」と発言することを期待したのですが,さすがに難しかったです。このアイデアはこちらから出すことになりました。子どもたちは,「3枚組みで考えるとできた!」と喜び,図形を多面的に見ていくことのよさを感じることができました。

課題はたくさん残りましたが,子どもたちが笑顔いっぱいで活動を楽しんでいたことが,一番の収穫でした。

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