新年の誓いを書こう
2018/01/16
 新しい年が始まりました。3月に卒業する6年生の子ども達。卒業まで短い時間ですが,目標をもって最後まで精一杯に小学校生活を過ごしてほしいと思っています。そこで,「新年の誓い」を書くことにしました。今回は,卒業式の前日に,その誓いを読み返し,自分がどれぐらい目標を達成できたのか,成長を振り返ることができるように,自分への手紙という形式で書き,タイムカプセルとして埋める(隠す)ことにしました。例えば,「卒業式前日のわたしへ。あなたは,新年にたてた○○という目標を達成できたかな?」というようにです。タイムカプセルにする,自分への手紙の形式で書くということで,子ども達も楽しんで書いていました。3月に子ども達と,笑顔でタイムカプセルを開けたいと思います。

資料を使って伝え合おう
2017/12/27
 先日,5年生との合同授業を参観日に行いました。6年生は,平和学習として,広島の平和資料館に行き学んだことを,写真資料を使いながら5年生に伝えました。5年生は,総合的な学習の時間に,光市の特産物やそれらを支えている方々について学んだことを6年生に伝えました。伝えた内容だけでなく,伝え方についても互いに評価し合いました。
 6年生は,5年生に自分たちの考えを伝えるために,写真資料を吟味したり,5年生にとってわかりにくい言葉には説明を加えたりして準備をしていました。5年生からも,「主張がよくわかった」「大切な資料が選ばれていて,さすが6年生だと思った」というような言葉をもらいました。
 また,自分たちも伝えたいことに合わせて資料を選ぶという経験をしているからこそ,5年生に,資料の活用の仕方などについてアドバイスすることができました。
 見てもらう,聞いてもらう相手意識があるからこそ,より充実した学習になりました。教室の中にとどまるのではなく,書いたことや話したことが外に発信できるような機会を,これからも大切にしたいと思います。

「なべ」の国,日本
2017/12/04
 先月末,後期公開授業研究会がありました。今回は,「『なべ』の国,日本」の授業をさせていただきました。
 子どもたちに,「文章を読んで,『日本ってなべの国だな』と感じたのはどんなところかな」と問うと,各地域の特産品を用いてなべを作っているところや,なべの歴史などを挙げていきました。文章の中には,なべ料理が人気の理由もあるのですが,それについてふれる子どもはいませんでした。そこで,「筆者の渡辺さんは,なべ料理の理由を述べることで,どんなことを伝えたかったのかな」と問い,話合い活動を設定しました。結論部と関連させながら読む子どもの姿を期待しましたが,難しかったようです。文章とにらめっこさせるだけになってしまい,もっと子どもの思考が動く手立てが必要だったと反省しました。
 授業後の協議会では,たくさんのご意見をいただき,大変ありがたかったです。これからも精一杯がんばります。

人間観察作文
2017/11/02
 隣の人のことを一日観察して,見付けたことを基に作文を書きました。その人の言動から,自分が感じたことを書くのです。書かれて嫌なことだけは書かないという約束で行いました。一つ紹介します。

 ○○さんのイメージ
  わたしが,はじめて○○さんと同じクラスになって
 もったイメージは,
  「ああ,わたしとは,かけはなれた人だな」
 だった。何にでも積極的に取り組んで,授業での発言 も多くて・・・あまり話す機会がなかった。
  そんな○○さんと席が隣になって,わたしは親しく 話せるようになった。授業中にわからないところを一 緒に考えたり,ものを貸し合ったり,○○さんの様々
 なよいところが見えた。合奏班では,とても姿勢がよ くて,授業ではノートをまとめるのが上手くて字もき れい。わたしは,今日一日で,○○さんのだめなとこ ろを一度も見なかった。
  わたしの頭の中のイメージは,もっと怖そうで,ビ シバシなんでも言うような姉キャラだったけど,隣の
 席になり,イメージが別人になった。これから,もっ
 と○○さんと親しくなりたい。

 どの子どもの作文も,出来事や言動だけを述べるのではなく,それについて考えたことや感じたことがしっかりと書かれていました。また,友達のよいところについて,新たに発見したことが書かれていて,読んでいて温かい気持ちになりました。
 いろいろなテーマで作文を書くことを,継続していきたいと思います。

お札にしたいあの人物
2017/10/07
 国語科の時間に,お札の肖像画としてふさわしいと思う人物を推薦するスピーチを行いました。まず,お札には,どのような人物がふさわしいかを考え,推薦したい人物を決めます。次に,本でその人物がふさわしいと言える根拠を見付けます。そして,それらをもとに理由付けを行い,スピーチ文をつくりました。
 子どもたちは,「お札だからこそ,この人物!」と言えるように,しっかりと理由付けを行っていました。聞き手になったときも,「お札だからこその理由がわかった」「根拠はたくさんあったけど,もっと理由を言ってほしかった」など,根拠と理由付けとのつながりを意識しながら聞く姿が見られました。

「『鳥獣戯画』を読む」
2017/09/10
 高畑勲さんの「『鳥獣戯画』を読む」という説明文の学習を行いました。ここでは,高畑さんの題名の付け方に,どのような絵の見方や考え方が表れているのかということを中心に学習を進めました。
 はじめ,子どもたちは,高畑さんが,『鳥獣戯画』のどこに着目をしているのか,文章を読みながら絵に書き込んでいきました。そうすると,絵の描き方や,絵からわかる物語など,絵そのものに着目して,感じたことを「読む」と述べていることがわかりました。次に,『鳥獣戯画』を人類の宝だとしている主張は,絵のどの部分から読んだものなのかについて話し合いました。子どもは,絵そのものからだけでなく,絵を描いた人の心や,絵を何百年間も大切に引き継いできたことなどに,高畑さんの主張がつながっていることに気付いていきました。そして,題名の「読む」には,絵そのものからわかることだけでなく,絵を描いた人や守ってきた人の気持ちも想像するという意味が込められていることをとらえました。
 題名には,作者や筆者の意図が込められています。これからも目を向けていってほしいと思います。

やまなし
2017/08/19
 先月の29日(土)に,光市民ホールで行われた「国語教育実践研究大会」において,「やまなし」の授業をさせていただきました。
 夏休みに入って,1週間がたっているにもかかわらず,子どもたちは元気に授業に来てくれてありがたかったです。すごく落ち着いて,普段の教室の授業のように学習している姿も,大変立派でした。夏休み明けには,よかったことを,改めて子どもたちに伝えたいと思います。保護者の皆さまも,ありがとうございました。
 授業は,「やまなし」の語り手の視点にたち,語り手が,なぜ対比や分かりにくい言葉,そしてかにの兄弟の成長を語ったのか,そこから,どのようなことを伝えようとしたかったのかということについて学習していきました。子どもたちの思考とそぐわない展開になってしまったところもあり,反省することがたくさんありました。教材をしっかりと読み込み,子どもの思考に沿った課題や展開に授業をつくっていくことに,自分の力不足を感じました。しかし,こうして授業させていただいたことで,自分の課題をとらえ,次へのエネルギーを得ることもできました。これからに,生かしていきます。

語り合う会,ありがとうございました
2017/08/09
 先週金曜日に,本校で「授業について語り合う会IN光」を行いました。国語科部は,「汎用的な読みの力を付ける国語科授業づくり」というテーマで部会を行いました。今年度は,はじめての試みとして,附属小中学校の国語科担当教員で一緒に部会をさせていただきました。参会してくださった先生方は,小学校籍の方が多かったのですが,中学校とのつながりについてグループで熱心に語り合ってくださったり,中学校教員による模擬授業に参加してくださったりしました。わたしも一緒にお話をさせていただいたり,模擬授業で考えを交流させていただいたりして,充実した時間を過ごすことができました。夏休みに足を運んでいただき,本当にありがとうございました。9月からの授業づくりに向けて,活力をいただきました。これからも,よろしくお願いいたします。

海の命
2017/07/01
 6月30日に,前期公開授業研究会で,「海の命」の授業を行いました。この作品は,「海のめぐみだからな」や「千びきに一ぴき」,「海に帰る」「村一番の漁師」など,伝えたいことを暗示的に表す言葉が多く使われています。そのような表現に目を向け,対話を通して意味を見出していってほしいという願いの基,授業を行いました。この日は,与吉じいさが,漁師として太一に伝えたかったことについて話し合いました。子どもは,「根拠つなぎマップ」を用いて,自分の考えを整理した後,班や全体で話し合いながら,「『千びきに一ぴき』ということは,いくら腕がよくても遊び半分で魚を獲るなということだと思う」「『お前の海だ』というのは,無駄な魚を獲らずに,海を守ってほしいという願いが込められている」などと,与吉じいさの思いをとらえていきました。そして,与吉じいさと父の考えが似ていることをつかみ,作品の中での「村一番の漁師」の意味についてまとめていきました。言葉を大切にし,友達の意見をしっかりと聞きながら,自分の考えを深めていく子どもの姿が見られました。初読の際の疑問である「なぜクエにもりを打たなかったのか」ということに,次時以降にも迫っていこうと思います。参会いただいた先生方からも,たくさんのご示唆をいただきました。今後の研究に生かしてまいります。ありがとうございました。

2017/05/30
 今江祥智さんの「竜」の学習をしています。この日は,この物語を面白くしている人物像,出来事,気持ちの変化などの要素の関連について話し合いました。
 ある班の子どもたちから,「人物像の面白さは,物語を面白くする上で必要ではないのではないか」という意見が出ました。他の班の子どもたちは,「人物像が面白くないと,出来事が面白くない」「人物像がきちんと設定してあるから,気持ちが変化したこともよくわかる」などと,人物像と他の要素との関連について話をはじめました。「竜」の内容にふれながら,要素の関連と物語の面白さについて語り合えると,子どもたち一人一人が,物語の構造のよさをつかんでいけるのではないかと思っています。そして,言葉や文章の関係を読んだり,物語全体を見たりというような力を付けることができればよいなと考えています。

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